経年の変化で落ち着いた「あめ色」の濃い褐色で、板を組むほぞ組からみると周囲のケヤキの厚みもある大正時代の火鉢と推察されます。
天板だけで約15kgと非常に重厚などっしりとしており、天板の側面は柾目、上部、火鉢側面は筍杢と素材の特徴が随所に出ていて、がたつきもない良好です。
天板と下部箱とがはずれる形式の火鉢です。