重量感あふれる高級大型関西火鉢
大正末、昭和初期製と思われるこげ茶色関西火鉢。
本体のケヤキ板上に、渦杢等の杢で覆われた重厚感のある落ち着いた色合いの火鉢です。下部の3杯の引出し、上部の右側の蓋付物入のしっかりとした作りが全体を引き締めています。
炉のおとしは、破損していたため、ステンレス製に新調してあります。
機密な組み合わせ技法(ほぞ組)で作られていますが、若干欠けが出ていますが、これ以上、崩れていくことはないです。
五徳、灰ならしをお付けします。