この関西火鉢は、天板が外れない形式の中型サイズになります。
杢目が天板および前後、側面にきれいに出ており、筍杢、波杢で覆われています。 板を組む「ほぞ組」と技巧を凝らし、風合の良い明るい色調の火鉢です。
骨董品はもともとコレクション要素の強い趣味の傾向がありますが、火鉢は装飾品ではなく、実際に使えてこそ存在価値があります。
こちらの関西火鉢もサイズ、価格もちょうどいい本来の役割が果たせる品です。