小型なれど重厚感のある関東火鉢
木目といえば普通は柾目や板目ですが、そうした分類には収まらない絶妙の模様を「杢」(もく)と呼ばれています。この火鉢は、頑丈な作りとあめ褐色彩の中、淡い細かな「杢」でおおわれております。重厚感があり、落ち着いた色合。昭和初期作と思われる火鉢。